花びらのような牡丹雪がほどろほどろと地表を覆ってゆく。幾重にも積み重ねられた積雪は、世界を装う屍衣のように見えた。物音が雪に吸収され尽くした無音の大地では、沈黙さえも安寧な音楽のように思われる。
森はざわめきだした。池辺の樹の枝々は触れ合った。夜空の色は平静な藍を失って、深い納戸いろに濁っていた。虫のすだきは衰えていないのに、そこらをけば立たせ、そば立てるような風の速い神秘な笛音が近づいた。
向岸の急斜面の山腹には、萱の穂が一面に咲き揃って、眩しい銀色に揺れた。眩しい色と言っても、それは秋空を飛んでいる透明な儚さのようであった。
真ん中
>>15くらい行ったら答え発表する
あ、ID変わってるけど俺>>1ね
これを安定して出せるなら>>1は作家になれる
井伏さんは放屁なされた。いかにもつまらなそうだった。
>>11
太宰治
よく考えたら真ん中が三島じゃないの
1
三島
川端
下はあの有名な雪国だし上だな
答え
俺「花びらのような牡丹雪がほどろほどろと地表を覆ってゆく。幾重にも積み重ねられた積雪は、世界を装う屍衣のように見えた。物音が雪に吸収され尽くした無音の大地では、沈黙さえも安寧な音楽のように思われる。 」
三島「森はざわめきだした。池辺の樹の枝々は触れ合った。夜空の色は平静な藍を失って、深い納戸いろに濁っていた。虫のすだきは衰えていないのに、そこらをけば立たせ、そば立てるような風の速い神秘な笛音が近づいた。 」
川端「向岸の急斜面の山腹には、萱の穂が一面に咲き揃って、眩しい銀色に揺れた。眩しい色と言っても、それは秋空を飛んでいる透明な儚さのようであった。」
やっぱ分かるかー
悔しいからもっと本読むわ
>>18
三島のちょっとマイナーなやつ、たとえば音楽とか
ああいうのだともう一切思い出せないわ
過剰修飾の説明的文章のようで更に抽象性の説明みたいなことを平気でしてるから三つ目が川端
「であった」で置く感じも川端っぽい と思ったら合ってた
ほどろほどろってなんなん
これ考えるのでどれぐらい時間かかるの
やったー、当たってた
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元スレ 俺と川端康成と三島由紀夫の文章を見極められる?
https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1454321598/
コメント一覧 (66)
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- 2016/02/01 21:38
- 読んでて恥ずかしくなったのは一番上
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- 2016/02/01 21:41
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ぶっちゃけ全然わからん
小説好きだけど純文学とか宮沢賢治みたいな文章は駄目だ
夏目漱石は好き
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- 2016/02/01 21:44
- こういうスレで後出しジャンケンする奴って滑稽だよな
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- 2016/02/01 21:46
- 後に「私は放屁などしておらん」と怒ってたそうな
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- 2016/02/01 21:49
- 積み重ねられた積雪っておかしくない?
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- 2016/02/01 21:49
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かっこつけたいいわ回しすると文学っぽくなるよな
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- 2016/02/01 21:49
- 三島はこねくりまわさず平易な文章で読みやすくしてくれてる偏見ある
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- 2016/02/01 21:51
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幾重にも積み重ねられた積雪
くどい。重と積が2度も出てくるのはあり得ない。
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- 2016/02/01 21:54
- 結局、読みやさに心を傾けたさっぱりとした文章の方が人に親しまれやすいのではなかろうか。
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- 2016/02/01 21:54
- 一番上が素人ってのはだれでもわかるだろ
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- 2016/02/01 21:57
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1番上は表現が下手
イメージしづらい上にくどい
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- 2016/02/01 21:59
- 1のは中二臭がすごい
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- 2016/02/01 22:02
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学の無い俺でも一のは分かった。素人臭い。
逆に二と三は良く解らんから作家先生なんだろうなと思った。
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- 2016/02/01 22:05
- 俺も※9と同じ箇所で引っかかりを覚えて>>1の文章だなと推測。
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- 2016/02/01 22:09
- 1は文の結びがおかしいからすぐ素人ってわかる。2は三島っぽい。三島は景色を意図を持った生き物みたいに描写する。おそらく>>1は三島に影響受けてる。川端は真面目に読んだことないけど、一番日本文学っぽいので3。
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- 2016/02/01 22:17
- 1のは2つに比べてくどい
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- 2016/02/01 22:21
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川端と三島の違いはよくわからんかったけど、>1の文章はすぐわかった。
「花びらのような牡丹雪」「幾重にも積み重ねられた積雪」「物音が雪に吸収され尽くした無音の大地」ってひどすぎだろ。
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- 2016/02/01 22:23
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※1
あれワナビじゃないよ
荒らしだよ
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- 2016/02/01 22:29
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積み重ねられた積雪wwwwwwwww
よくこんなスレ立てる気になれたもんだな、おこがましいなんてレベルじゃねーぞ!
気が狂っとるわ恥を知れ(真顔)
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- 2016/02/01 22:40
- 世界を装う屍衣、は十代以下か九十代以上でないと許されん表現やと思う。
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- 2016/02/01 22:44
- やはり「積雪」だな・・・
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- 2016/02/01 22:49
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三島は心象表現でいい色合いを出すから
想像して綺麗なら三島だとすぐわかる
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- 2016/02/01 22:53
- 積み重ねられた雪積←頭痛が痛いみたく無駄があるから情景が浮かぶ比喩を添えられるともっと良くなると思うで
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- 2016/02/01 23:09
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お、当たった。
意外にわかるんもんだな。
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- 2016/02/01 23:12
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物音が雪に吸収され尽くした無音の大地では、沈黙さえも安寧な音楽のよう
↑音音音3つも使わな表現できんわけ?
三島さんは情景が目の前に浮かぶ。ちょっと堅いっていうかぶっきらぼうな文のイメージ
川端さんは理屈っぽい
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- 2016/02/01 23:13
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偉そうに言うならなんか書いてみてくれ
そこまで言うならさぞ偉い作家先生のような文章を書いてくれるんだろ?
まぁ口だけ代表のおまえらがなんか書くわけないか^^
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- 2016/02/01 23:24
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馬鹿が小難しい言葉必死に使ってる痛々しい感じが面白かった
普段本読まない俺でも一瞬で分かったわ
ほどろほどろ()
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- 2016/02/01 23:28
- 中2臭でてるよな、やっぱり
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- 2016/02/01 23:29
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1の奴は見分けがついちゃうな。
小説家になりたいなら下手に難しい単語を使わずに平易な文で情景語る練習したほうがよさそう。
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- 2016/02/01 23:31
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正直2が一番分かりにくい
何が言いたいかさっぱりわからん
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- 2016/02/01 23:36
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牡丹雪が大地を覆う。あらゆる物音を吸い尽くし、世界を装う屍衣のように、沈黙の音楽を奏でる。
まとめてみても、「牡丹雪」が文章後半のイメージには合わない気がする。沈黙を音楽に見立てる部分は面白いのにもったいない。
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- 2016/02/01 23:39
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世界を装う屍衣
無音の大地
厨二全開ですき
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- 2016/02/01 23:42
- これは、春樹フリークの俺でも一瞬で分かった
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- 2016/02/01 23:46
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コメ欄で誤解されているが
川端こそがイメージのしやすい平易な言葉で綴るんだぞ
理屈的じゃないのは伊豆の踊子を読めばすぐわかるでしょ
逆に三島は理屈で技巧的に言葉を使うから読みにくい
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- 2016/02/01 23:48
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注釈が面白いな。
重言は気がついたけど、音音音は気がつかなかった。
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- 2016/02/02 00:07
- コメント欄にも本人湧いてて草。やっぱわかるかぁーじゃねーよふたりに土下座して謝って。
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- 2016/02/02 00:17
- 狙いすぎ 一行で解る
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- 2016/02/02 00:28
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ぼた雪って文字通りぼたぼた降るよね。
無音って感じじゃないと思うんだが。
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- 2016/02/02 00:29
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答えが分かってからの1の文章へのドヤ顔批判がたまらない。
こんなものは答えが出る前に書かなきゃ何の意味もないんだぞ。
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- 2016/02/02 00:59
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牡丹雪が地表を覆ってゆく。
積み重ねられた積雪は、世界を装う屍衣だ。
雪に吸収された無音の大地で、沈黙は安寧な音楽になった。
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- 2016/02/02 01:06
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わからなかったw
1の文章が一番すきだったんだがw
実は、一番下が1だと思ってた
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- 2016/02/02 01:18
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こんなん見極められるからなんだというのだ…
作家とか文章うまいってそういうことじゃないやん
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- 2016/02/02 01:36
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存外文豪もざっくりした文を書くもんなんだな。
花びらのような牡丹雪ってのがちょっと意味不明なのと直喩連発なのと文章上の時系列がなんか不思議なとこ以外はそれっぽいと思う。
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- 2016/02/02 01:37
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1は飾り過ぎでくどいでしょ
ほどろほどろと地表を覆ってゆく花びらの様な牡丹雪は世界を装う屍衣のように見えた。
並び替えてみた
これだけで十分でしょ
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- 2016/02/02 02:12
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牡丹雪という言葉が、すでに花に例えられてるのに、
その前に花びらのようなというのがあるから、2重になってて違和感あった。
すぐわかった。
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- 2016/02/02 03:59
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よくもまあ厨二の殴り書きを三島川端と並べる気になったもんだ
どうせならtwitterでやれば、いい祭りになったものをw
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- 2016/02/02 05:04
- 純文学は目がツルツル滑るんだよなぁ...
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- 2016/02/02 05:38
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「世界を装う屍衣のように」
文豪はこういう中二病臭い文章を書かない。
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- 2016/02/02 07:59
- 着地点がないんだよな。先の文章が見えない。そして恥ずかしい
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- 2016/02/02 08:46
- 川端が好き
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- 2016/02/02 09:57
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※21
俺もそう思った。
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- 2016/02/02 10:08
- 1はしつこいし文章の流れが止まる
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- 2016/02/02 12:39
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幾重にも 積み重なった 積雪
とか
物音が雪に吸収され尽くした 無音の大地で
とかなんかしつこいわ
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- 2016/02/02 13:22
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花びらのような牡丹雪とか
積み重ねられた積雪とか
意味が重複しすぎ
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- 2016/02/02 13:49
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ワードチョイスのダサさでプロと素人は分かれるな
川端、三島もまたそれぞれ特徴があるね
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- 2016/02/02 16:32
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イッチの文章が屍衣←読めない、とか出てたからちょいと厨二かしらと思ってよくよく読んでみたけど、結局全員わからんかった。てか全員上手かった。
でも川端さんはイマイチ厨二というか、ポエミー過ぎて伝わらないなぁ。
「秋空を飛んでいる透明な儚さのようであった」←ススキの綿毛が飛んでる様? んで、それが眩しい色? うーんこの・・・文豪界の村上春樹先生だよね。そりゃあワナビーさんにも駄目出しされるわ。僕は太宰さんくらい分かり易いのが好き。
そして三島さんは圧倒的貫禄である。テロリストじゃ無かったら抱かれてたレベル。無論私おっさんだけど。
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- 2016/02/02 17:51
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※1
美香はワナビでも何でもないだろ…
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- 2016/02/02 19:44
- 何か奈須きのこみたいだねイッチ(褒め言葉)
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- 2016/02/02 20:06
- まさか当たるとは思わんかった
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- 2016/02/02 20:17
- 理解しづらかったのが一番上
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- 2016/02/02 21:35
-
「吸収され尽くした」って違和感ありすぎやろ
www
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- 2016/02/11 23:30
- 花びらですぐにわかったw
-
- 2016/03/06 06:11
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これ、実は一番上が安部公房なんだよなw
ちゃんと続きのまとめも付けとけ。
コメ欄まじうけるw
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- 2016/08/20 17:07
-
三島は荘厳で大げさな感じ
川端は割とやわらかくて簡潔
語彙と文の長さでなんとなくわかる
上が安部公房って本当か?
こんな恥ずかしい文章書く人だっけ?
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- 2018/04/13 07:24
-
※61
自称文学通のコテハンが素人の文章と思い込んで川端の文章を盛大に非難するやつ