titleicon ゴルゴ13「ウ◯ハラ・・・?」

    2016/6/1
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    1 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:11:48 ID:zSn


    ・実在の人物、団体とは関係ありません

    2 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:13:07 ID:zSn

    ――e-sportsとは近年、アメリカなどを中心として興隆しつつある新しい競技の形態である
    e-sportsは主にコンピューターゲームを用いた競技を指し、
    「プレイヤーの行動をデジタル化してコンピューター上で競技するスポーツ」
    「工業社会に生まれたモータースポーツの様に、情報社会に生まれた新しいスポーツ」

    と定義されている……

     

    実況「さあ注目のHEAVENS GARDEN第五節、トップをひた走るウエハラ選手ですが、ほんとうに強い!
     全ヨーロッパ選手権の覇者、マスブラ世界王者でもありますアヴェット選手がまるで相手になりません!」

    実況「またも圧勝です! ウエハラ選手強い!
     なんと10ラウンドを戦い9-1という大差での勝利です!」

    3 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:14:16 ID:zSn


    実況「どうでしょうか、格闘ゲームプレイヤーとして20年近く活動しているウエハラ選手ですが、
     ますます円熟の強みを見せていますね」

    解説「そうですね、一般的なスポーツなら…年齢を重ねるにつれて反応速度や動きの精度が落ちていくものです……。
     それを経験によってカバーしていくわけですが…」

    解説「ウエハラ選手の場合、いまだ反応速度も精度も完璧ですね…
    まったく隙がない、完全無欠のプレイヤーだと言えるでしょう…」

    実況「なるほど、さてウエハラ選手、今回の第五節での獲得ポイントは85…。
    これで通算優勝もかなり濃厚というところですが…」

     


    4 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:15:32 ID:zSn


    ウエハラ「ふう…疲れた疲れた」

    とちど「お疲れ! 相変わらず強いな!」

    ウエハラ「何か食べるものないかな?」

    とちど「ああ、ちょうどスポンサーからの差し入れも届いてるぜ」

    とちど「それと、今回の試合もかなりの収益だったよ、相手が大物だったからな」

    ウエハラ「……ん、お前、まだそんなこと…」

    とちど「まあ聞けよ、なんと6万ドルだ、
    このまま通算優勝まで取ってくれれば400万ドル以上の収入だぞ!」

    とちど「仲間うちで運営してるブックサイトだが、ここまで客が集まるとはな」

    ウエハラ「しかし…それはつまり俺たちを馬にした賭け事……。
     ノミ屋だろ、勝手にそんなこと…」

    5 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:16:36 ID:zSn

    とちど「説明しただろ、このラスベガス…いや、ネバダ州ではスポーツブックが合法なんだ。
    それにアメリカじゃあ、プロスポーツ選手の4割はスポーツブックをやったことがあるって話だぜ。
    全米で合法化の動きも出てる…」

    とちど「おや、メールが来てる」

    とちど「ええと…。ちっ、なんだ」

    ウエハラ「どうしたんだ?」

    とちど「ノミ行為をやめろって、どっかのチンピラが嫌がらせのメールを送ってくるんだよ、最近よくあるのさ。
    何とかファミリーだぞ、なんてマフィアを匂わせればこっちがビビると思ってるんだ、まったく」

    ウエハラ「おい、大丈夫なのか」

    とちど「心配いらないよ、アメリカは法治国家だぜ。いざとなれば警察が守ってくれるさ」

    とちど「さあ、そんなことよりホテルに帰って調整だ、来週は最終節なんだからな」

    ウエハラ「あ、ああ……」

    6 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:17:04 ID:M7Y

    うすはらかとオモタ

    7 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:17:30 ID:zSn



    ――スポーツバー「BLUE BULL」


    テレビ「わー わー」

    実況「さてHEAVENS GARDEN 次週はいよいよ最終節を生中継にて…」


    ゴルゴ「…………」

    ミケーロ「……意外に思われるかな? こんな老人が…」

    ミケーロ「このラスベガスの顔役でもある…トラットリア・ファミリーのミケーロが、
    テレビゲームの大会を視聴するなど……」

    ゴルゴ「…………」

    8 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:17:49 ID:6bI

    上原浩治の話じゃないのか

    9 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:19:00 ID:zSn


    ミケーロ「…我々イタリア系アメリカ人は……。イングランドやドイツ系移民からはかなり送れて入植し…。
    そのためにアメリカ社会の底辺に置かれたのです」

    ミケーロ「アメリカにおけるイタリアンマフィアは…貧民同士の互助会から始まりました。
    その中で貧者のスポーツと言われたボクシングの興行と結びつき、
    今では全米に数多くのカジノを運営するまでになったわけですが…」

    ミケーロ「……我々が、次なる開拓地として注目していたのがe-sportsのブックメーカーなのです…。
     e-sportsの競技人口は全世界に5500万人…。年に数百万ドルを稼ぐプロ選手も多数生まれており、
    何よりインターネットを通じて世界中が注目している…」

    ミケーロ「いや…それ以前に我々は、e-sportsという世界に魅力を感じている……。
    それは何故でしょうな、やはりボクシングと同じ貧者のスポーツという精神があるからでしょうか…。
    他に何も持たず、実力一つで這い上がってくるプレイヤーたちに魅力を感じるから、かも知れません…」

    10 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:20:40 ID:zSn


    ミケーロ「そのようなわけで…、この街が興行の中心となるべく、イベントの開催やプレイヤーの招聘など
     尽力しておるわけです……。数多くの世界大会がこのラスベガスにて行われておりますが…、
    ソフトメーカーはもちろん…PC関連機器や、飲料メーカーなど一般企業のスポンサードも獲得できており…」

    ゴルゴ「…………講義はもういい……。本題に入ってもらおう…」

    ミケーロ「そうですな…。では、この写真を見ていただきたい…」

    ゴルゴ「…………」

    ミケーロ「名前はウエハラ・ダイゴ…。
    このe-sports業界では知らぬもののない、世界的なプレイヤーです…」

    11 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:22:09 ID:zSn

    ミケーロ「彼は「チーム・ウエハラ」というチームを組み…。
    現在この街で行われている2D格闘ゲームの世界大会…。「HEVENS GARDEN」に参加しております…。
    6週間に渡り6節を戦う大規模な大会で、観客動員は50万人、
    インターネットでの視聴者数は実に通算10億人という規模です……。ですが…」

    ゴルゴ「…………」

    ミケーロ「実は……我々トラットリア・ファミリーとは別の人間が、ネット上にてブックメーカーを運営しているのです……。
    その中心人物がウエハラ選手のチームメイトであることは、すぐに調べがついたのですが…」

    ミケーロ「再三の警告にもかかわらず、まったくサイトの運営をやめる気配がない…。
    それどころか、我々が運営するブックメーカーのサイトにまでやってきて、
    堂々と顧客を勧誘するようなメッセージを貼り付けていく始末です…」

    12 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:23:47 ID:zSn


    ミケーロ「しかも…実は「HEAVENS GARDEN」の運営には我々が深く関わっているのです…。
    そんな大会で勝手なブックを堂々とやられては、我々はメンツを潰される格好になる……」

    ミケーロ「我々も実力を行使することを考えました……。しかしゲームプレイヤーという人種は特殊なのか、
    あてがわれたホテルから一歩も出る気配がない…。
    ことは急を要するのです。最終節でウエハラが優勝し、ブックの利益を奪っていく事態だけは何としても避けたい……」

    ゴルゴ「……おれに、Match-fixing(八百長)の片棒をかつげ……というのか…?」

    ミケーロ「これは警告なのです!」

    ミケーロ「ブックメーカーのサイト運営者を始末しても意味がない…。すぐに別の人間が似たようなサイトを立ち上げるでしょう。
    日本人には我々ファミリーの縄張り意識というものが薄いようですからな…」

    ミケーロ「我々ファミリーがe-sportsでの興行を守っていくために…。
    チームの代表として、ブックの対象になっていた人間として、彼には犠牲になってもらう必要がある…」


    ムサシ「どうしようどうしよう…ジャリボーイ殺しちゃったよォ!!」コジロウ「ああ、ああああ!!」
    男「助けてあげたらキミになにをしてもいいの?」少女「はい」
    成金「どうだ、明るくなったろう」
    藤原「今日はお前たちにはシュテルンビルトを守るヒーローとして働いてもらうで」【前編】
    13 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:24:44 ID:zSn


    ミケーロ「命まで取ってほしい、とは言いません…。
    彼の最終節での勝利と、プレイヤーとしての生命を奪っていただければよいのです……」

    ミケーロ「おそらく…ウエハラ選手は最終節、会場に登壇するまで姿を表さないでしょう…」

    ミケーロ「会場はセキュリティチェックもあり…。また警備も厚く、我々ではいかんともしがたい…」

    ミケーロ「この困難な依頼を頼めるのはあなただけなのです……」

    ミケーロ「どうか…引き受けていただけませぬか……」

    ゴルゴ「…………」

    テレビ(実況)「さあリプレイ映像が流れていますが、実に鋭い動きですね」

    テレビ(解説)「そうですね、この反応の鋭さはさすがというところで…」

    ゴルゴ「…………」

    ゴルゴ「……わかった…。やってみよう……」

    ミケーロ「おおっ!」

    14 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:25:08 ID:zSn

    ゴルゴ「最終節まで日時がない……」

    ゴルゴ「後ほど、こちらが要求を出すもの…。それをすぐに用意してもらおう…」

    ミケーロ「わかりました、ファミリーのジェバーノを連絡役にしましょう……。私の片腕です…」

    ゴルゴ「…………」

     

    テレビ「わー わー……」


    15 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:26:14 ID:zSn


    ――ボブソンズ・ホテル 1Fイベントホール

    ラスベガスのホテルは宿泊施設であること以外に、カジノやイベント施設としての役割のほうが大きい……。
    また、観光が唯一の資源、と言われる土地柄でもあり、そのため治安維持には最大限の努力が支払われている。
    全米と比較してもラスベガスの犯罪率は低く、夜でも安心して歩ける街、と言われている…。
    ホテルにおいてはイベントの運営、カジノでのトラブル防止などは最優先課題、である…。

     


    ランディ「なんだって? FBI?」

    ゼナン「ああ、FBIのゼナン・ダートウッドだ……」

    16 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:27:37 ID:zSn


    ランディ(でっかい男だな…2メートル近くあるんじゃないのか)

    ランディ「それで? FBIのお偉いさんが、さえないイベント屋になんの用だい?」

    ゼナン「来週、このボブソンズ・ホテルで行われる「HEAVENS GARDEN」の運営を任されているそうだな…」

    ランディ「ああ、うちは何でも屋だからな、会場の設営から警備、
    軽食の手配に選手の接待まで全部やってるよ。今もこのとおり、設営作業中だ」

    ゼナン「警備状況がどうなってるのか聞きたい…」

    ランディ「? ああ、いいよ。まず会場はこのイベントホールだ。入り口にはセキュリティチェックがあって、
    報道機材なんかも検査を受けたものしか持ち込めない。観客はスマホも電話も持ち込み禁止だ。
    とにかくボールペンより大きいものは持ち込めない」

    ゼナン「なぜだ…?」

    ランディ「ネット配信の防止だよ。最近は勝手にスマホで撮影しながら、
    映像をネットに流すなんてことができるらしいからね。それにレーザー光の問題もある…」

    ゼナン「レーザーか…」

    17 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:28:49 ID:zSn


    ランディ「サッカーなんかでよくある話だがね。選手の目に細いレーザー光を当てて競技を妨害するってやつだ。
    強力なものだと失明しかねない。しかもレーザーポインタは雑貨屋で5ドルぐらいで買えると来てるからね」

    ゼナン「どうやって防ぐ…?」

    ランディ「選手は客席と10メートル以上離れた四角の舞台で戦うわけだが、その四方は半透明の大きなカーテンで覆われてるんだ。
    戦ってる様子はカメラで生配信されてるから問題はない。試合終了と同時にカーテンが落ちるって演出だね」

    ゼナン「もし…優秀な狙撃手が、選手のどちらかを狙おうとしたなら…?」

    ランディ「お、おい。冗談はよしてくれよ」

    ゼナン「……」

    ランディ「……。ええと、さっきも言ったけど会場には銃なんてデカいものは持ち込めない。
    半透明の布で四隅を囲われてるから、どっちがどっちだか分からない……。
    それに狙撃なんかが起これば、すぐイベントホールが封鎖される。狙撃手の逃げ道がなくなるし……」

    ゼナン「……ふむ」

    18 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:30:16 ID:zSn


    ゼナン「……警備の人員を三倍に増やしてもらおう。セキュリティチェックにはラスベガス都市警察の人間も手伝わせる……。
    選手は宿泊先のホテルから移動させて、その移動先は大会当日まで極秘とするんだ…送迎には防弾仕様のパトカーを用意しよう…」

    ランディ「は? おい、何を勝手な…」

    ゼナン「ホテルのオーナーにはFBIから許可を取っておく…。
    君は言われた通りに手配すればいい……<立ち去る>」

    ランディ「おい、ちょっと!」

    ランディ「……行っちまったよ、まったく」

    ランディ「何だってんだ? ボクシングのタイトル・マッチじゃあるまいに……」

    スタッフ「ランディさん、このスピーカーはどこに…」

    ランディ「あ、ああ、それは一番隅のほうへ……」

    19 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:31:04 ID:zSn


    ゼナン「……」

    ゼナン<写真を見る>

    ゼナン(ゴルゴ13…超一流のスナイパーか……)

    ゼナン(トラットリア・ファミリーからウエハラの狙撃依頼があった、
    との情報が、確かだとして……おそらくブックメーカーがらみの依頼だろう……)

    ゼナン(最終節の試合が終われば、その後でウエハラを殺害してもブックは成立する……)

    ゼナン(つまり、試合終了まで守りぬけば、我々の勝ちだ……)


    20 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:32:17 ID:zSn



    ――アリアッド・ホテル スイートルーム


    伊都「いやあ、ウエハラさんの強さですか、あれは別格ですよ」

    ゴルゴ「…………」

    伊都「特に反射神経がすごい。小足を見てから昇竜余裕でした、なんて言葉があるほどです」

    ゴルゴ「……試合の映像を見たい、手元の動きも見られるものを…」

    伊都「いいですよ。ディスクでも出てますが、ネット上にもいくらでも転がってます。
    ほら、これなんか有名な試合ですね」

    ゴルゴ「…………」

    伊都(……不気味な人だなあ)

    伊都(個人的な興味でウエハラのことを知りたいって話だけど)

    伊都(ま、何も聞かずに協力しろって条件で大金をもらってるから、文句はないけど……)

    21 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:33:49 ID:zSn


    ゴルゴ「もういい……」

    伊都「あ、はい」

    ゴルゴ「……大会で使われるゲームは、これで間違いないか」

    伊都「ええ、「スト6」ですね。そうですよ」

    伊都(すごいなあ、ホテルのスイートにこんな筐体を運びこんだりして……)

    伊都(しかも最新筐体だよ。スト6はまだ市販されてないのに、
    どうやって手配したんだろう……)

    ゴルゴ「ウエハラの使用キャラ、は……?」

    伊都「リュウですね、ウエハラさんはスタンダードキャラや強いと言われるキャラをよく使います」

    ゴルゴ「最終節の対戦相手は何を使う……?」

    伊都「ジャスティのことですか。かりんも使ってるようですが、今回の大会では春麗を使ってますね」

    ゴルゴ「ボタン入力から、キャラクターが動くまでは遅延があるはずだ……。
     それはどの程度だ……?」

    伊都「? ええと、確か入力遅延が5.3フレームという調査結果が出てますが」 

    ゴルゴ「…………FPS(フレーム・パー・セコンド)は60だったな…。79.5ミリ秒…か……」

    ゴルゴ「……それぞれの技の攻撃判定の発生時間と、
    コマンドの入力完成からキャラクターが動き始めるまでの時間を知りたい……」

    伊都「???」


    22 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:34:55 ID:zSn



    ミケーロ「……(カタカタ)」

    ミケーロ「……」

    ミケーロ(……ウエハラのチームメイトが運営してるとおぼしきブックサイト…。
     最終節の前にさらにPVが伸びている…)

    ミケーロ(しかもウエハラの勝利を見越してか、かなり強気のオッズをつけている…。
     最終節でウエハラが勝利した場合、胴元の収益率が10%としても……)

    ミケーロ(っ! 550万ドル以上…!? いかんっ、このままでは…)

    ミケーロ「ジェバーノ!」

    ミケーロ「ジェバーノッ! いないのか!」

    ジェバーノ「お呼びでしょうか…ボス」

    ミケーロ「うむ…「あの男」はどうなっている?」

    23 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:35:47 ID:zSn

    ミケーロ「はっ……アリアッド・ホテル角部屋のスイートに…
     「スト6」の対戦筐体を運びこんで欲しい、とのことで…」

    ミケーロ「対戦筐体だと…っ?」

    ジェバーノ「それと…世界レベルの「プレイヤー」を一人……」

    ミケーロ「……???」

    ミケーロ「ど、どういうことだ、なぜ対戦筐体など…」

    ジェバーノ「…依頼は「ウエハラ選手の勝利とプレイヤー生命を奪う」でしょう…?
     なら、選手自身じゃあなく、筐体を撃って試合を妨害するとか…」

    ジェバーノ「あるいは内部の配線を撃ちぬいて、一時的に操作不能にするとか……」

    ミケーロ「……」

    24 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:37:22 ID:zSn

    ミケーロ「も、もういい…わかった」

    ジェバーノ「……<退出>」

    ミケーロ「……」

    ミケーロ(確かに…ウエハラの勝利を奪う…それだけなら内部の配線を撃ち抜く手もある…
     可能かどうかはともかく……な)

    ミケーロ(しかし…その場合は確実な証拠が残る……。おそらく再試合、あるいは没収試合となって、
    第五節までの総合ポイントで上回るウエハラの優勝が決まるだろう…)

    ミケーロ(ブックメーカーで……ウエハラの勝利が確定するような状況になれば、
    依頼の主旨と食い違う…ゴルゴ13のような超一流のプロが、そんな仕事をするはずがない……)

    ミケーロ(それに「プレイヤー」を手配だと…?
     い、いったい、何をやっているのだ、ゴルゴ13は……)


    25 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:38:06 ID:zSn



    ――アリアッド・ホテル スイートルーム…


    ゴルゴ「……」

    ――カチャカチャ、タタン

    伊都「うっ、おっと…」

    ――ガチャガチャ

    伊都(こ、この人、強い…)

    伊都(動きは完全に素人だ、それは間違いない…)

    伊都(でも反射神経がすごい、中段も飛び込みも、投げも見てから対応してる…)

    26 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:39:00 ID:zSn

    ゴルゴ「…………もっと、アトランダムに中段技を使ってくれ…」

    伊都「あ、はい…」

    伊都(ほとんど攻めずに防戦一方だなあ…。防御の練習でもしたいんだろうか)

    伊都(しかし…こんなに広い部屋なのに、なんで筐体をこんな隅っこに置くんだろう…)

    伊都(それに窓も締め切ったりして…
    昼なら太陽光がジャマなのは分かるけど。もう深夜なのに…)

    伊都「あのう…カーテン開けないんですか? 夜景がきれいだと思うんですけど……」

    ゴルゴ「…………」

    伊都「い、いえ…別にいいんですけど……」

    ゴルゴ「…………」

    伊都(ふう…、ま、まあいいさ、こっちは言われた通りに対戦に付き合ってるだけなんだから…)

    27 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:39:47 ID:GuM

    しえん

    28 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:39:57 ID:zSn


    伊都(それにいくら反応がいいと言っても、ウエハラほどじゃない……)

    伊都(この連続技は見えないはずっ)

    ――ガチャガチャ、ターン

    伊都「っと、KOですね」

    ゴルゴ「…………もういい」

    伊都「えっ?」

    ゴルゴ「ご苦労だった……。ギャラはそこのスーツケースに入っている……」

    伊都「は、はあ……」

    伊都(な、なんだっていうんだ、まったく…)

    伊都<退出>

     

    ゴルゴ「…………」

    29 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:41:01 ID:zSn

    ゴルゴ(……、一般的に…中段技で早いと言われるものは15フレームほど…)

    ゴルゴ(入力遅延を考慮して、それに対応するためには10から11フレーム以内の入力が必要…)

    ゴルゴ(……しかしゲームシステム上、人間が反応できないレベルの中段技も存在する……。
    早いものなら4から7フレームほど……。一流のプレイヤーは読みや、
    投げと中段との両方に対応できる技でこれを回避するが……)

    ゴルゴ(…………やはり、か……)

     

    30 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:42:26 ID:zSn


    ――「HEAVENS GARDEN」最終節の開催日
    ボブソンズ・ホテル、1Fイベントホール


    ランディ「おっと! そのパネルは向こうだ!
      おい、ケーブルの配線はちゃんと束ねておけよ」

    ゼナン「…………」

    ランディ(あのFBIの男、また来てるな)

    ランディ(まったく、何があるって言うんだ、
     この会場には銃はもちろん、スマホだって持ち込めないってのに)

    インタビュアー「ランディさん、インターネットTVのものですが、
     会場について説明を聞きたいと思いまして……」

    ランディ「ああ、話は聞いてる……忙しいから手短でいいかな」

    ランディ「まず会場のドアをくぐると、目の前にどーんと白い幕が見えるだろ、
    あれがHEVENS GARDEN」最終節、決勝のリングだよ。まさに雲の上の戦いって趣向だね。
    選手の様子はカメラで撮影されて、大型モニターに生中継される」

    31 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:43:53 ID:zSn


    インタビュアー「なるほど、どちらの筐体にどちらが座るのですか?」

    ランディ「格闘ゲームの試合だと「筐体選択権」ってのがあるんだよ。
    コイントスか何かで勝ったほうが、どっちの筐体を使うか決めるのさ」

    インタビュアー「なるほど。ではどちらの筐体が1P側なんですか?」

    ランディ「ああ、それは……」

    ゼナン「…………<ジロリ>」

    ランディ「うっ…」

    ランディ「あ、ああ…実はそれは秘密になってるんだ」

    インタビュアー「そうなんですか?」

    ランディ「ええと……どちらのシルエットがどっちの選手なのか、観客にも分からないってわけだ……。
    その、神秘性をあおる演出とかでね…。
    試合が終わったら幕が下がって、プレイヤーが天国から外界に降りてくるってわけだね」

    インタビュアー「なるほど…」

    32 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:45:11 ID:zSn


    ランディ「ほ、他のことを解説しようか、まず天井には六色のライトがあるだろ」

    インタビュアー「はい」

    ランディ「あれは虹の色を表してるんだよ。左が赤で右が紫、
    東洋の方じゃあ虹は七色だっていうけどね…」

    ゼナン「……」

    ゼナン(さあ、どっからでも来いっ…ゴルゴ13)

    ゼナン(仮に会場に忍び込んで狙撃に成功したとしても……。
     すぐに会場を封鎖して、袋のネズミにしてやる……)


    33 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:45:53 ID:zSn



    ウエハラ「そろそろ試合の時間かな」

    とちど「ああっ、頑張ってくれよ」

    とちど「ブックメーカーではお前が1.4倍、ジャスティンに3.3倍のオッズだ。
    こんな強気のオッズをつけた以上、絶対に負けられないぞ。もし負けたら大損害に……」

    ウエハラ「…ま、また賭け事の話か」

    とちど「賭け事じゃないっ、ビジネスだ」

    とちど「もうお前は大金を動かす存在なんだぞ、勝利は願望じゃない、義務なんだ。
    そのためには、もっと資金力をつけて有利に立ち回らなきゃあならない」

    ウエハラ「……」

    34 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:46:49 ID:zSn


    とちど「俺もいろいろ考えてる。相性のいい選手とマッチを組んだり、
    メーカーに手を回してゲームの内部データを手に入れたり……」

    ウエハラ「いい加減にしてくれ!」

    とちど「わっ」

    ウエハラ「どいつもこいつも金、金! そんなに金が大事なのか!
     こすっからい手まで使って勝利に執着するなんて!」

    ウエハラ「ゲーマーとしての誇りはないのか! 己の実力だけで戦おうという気概は!」

    とちど「お、おい、怒るなよ、決勝の前にメンタルを乱しちゃ…」

    ウエハラ「誰のせいだと思ってるんだ! もういいから黙っててくれ!」

    とちど「あ、ああ…」

    スタッフ「ウエハラ選手、そろそろお時間です」

    ウエハラ「ああ、すぐに行く…」

    ウエハラ「……<退出>」

    35 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:48:24 ID:zSn


    とちど「……」

    とちど「…ふん、なんだって言うんだ」

    とちど「まあいいさ、この試合に勝てば、500万ドル以上の収益なんだ……」

    とちど「ジャスティは相性のいい相手だからな、9割9分、ウエハラが勝つ…」



    実況「さあ始まりました、「HEVENS GARDEN」最終節。
     ウエハラ選手対、ジャスティ選手の試合です」

    実況「3ラウンド制を5セット、ジャスティの総合優勝には3勝2敗以上の成績が必要です」

    解説「何度も世界タイトルを争っている因縁の二人ですね。
    衰えの見えないウエハラ選手が順当に戦えれば総合優勝は間違いありません。
    ジャスティがどこまで食い下がるか、という勝負になりそうですが…」

    実況「なお、試合の様子はインターネットTVにてライブ配信されています。
    マルチチャンネルにより、ゲーム画面や手元の画面、
    プレイヤーの表情などを自由に切り替えが可能で……」

    36 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:49:28 ID:zSn


    女性客「はやくはやく! もう始まってるわよ!」

    男性客「焦るなよ、試合の様子ならスマホでも見られるさ…」

    女性客「セキュリティ・チェックにあんなに時間かかるとは思わなかったわ! いいから早くっ」

    受付「いらっしゃいませ、セキュリティ・チェックはお済みですね…」

    女性客「いいから早くドアを開けてよっ!!」


    37 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:50:16 ID:zSn



    モニター「わー わー」

    ゴルゴ「…………」

    ゴルゴ(…ライトの位置)

    ゴルゴ(赤が筐体Aに右斜め72度で照射されている……紫は左斜め60度……)

    ゴルゴ(……ライトの位置から計算して、筐体Aの位置はステージの正面先端から
     奥へ2メートル75センチ…。中央から左に47センチ…。ほぼ対象の位置に筐体B……)

    ゴルゴ(手元の動画……ウエハラ持ちと呼ばれる独特のレバーの持ち方……。
     赤のライトが後方から当たっている……つまり筐体Aがウエハラ……)

    ゴルゴ(……狙撃点は…)

    ゴルゴ<M16を構える>


    38 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:51:02 ID:zSn



    受付「かしこまりました、では…」

    受付<イベントホールのドアを開ける>



    ゴルゴ「!」

    ――ズギューーンッ



    ――ガシャーーーン!!

    女性客「きゃああーーーーっ!?」

    男性客「うわっ!?」

    ゼナン「っ!」

    ゼナン「おい! 何があった!」

    39 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:51:50 ID:zSn

    受付「さ、さあ…? いきなりホテルの正面玄関のガラスが割れて……」

    ゼナン「正面玄関だとっ?」

    ゼナン「!」

    ゼナン(し、しまった! 外だっ! やつは外から狙撃したのだ)

    ゼナン(イベントホールは1F、そして試合の舞台は会場の入口の正面にある)

    ゼナン(筐体の位置さえ分かれば、
     会場の扉が開いた瞬間に外から狙撃できるのかっ!)

    ゼナン「くそっ! ウエハラ選手はどうなった!!」

    受付「えっ……し、試合なら、まだ続いてるようですが」

    ゼナン「何だと…?」


    40 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:52:09 ID:zSn



    ――ギンッ

    ウエハラ「!?」

    ウエハラ(ひ、左腕が動かなくなった!?)

    ウエハラ(っ! 左腕が、狙撃されている!)

    ウエハラ(あ、アームの……)

    ウエハラ(アームの操作が効かないっ)


    41 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:52:59 ID:zSn



    ???「いいかね、このアームは脊髄からの電気信号を直接反映する……」

    ???「人間が脳で命令を出してから、指先を動かすまでにはわずかなタイムラグがあるが…」

    ???「このマシンアームなら、そのラグはほぼゼロになる」

    ???「しかし、もちろん健全な君の左腕は失われるわけだが……」

    ウエハラ「かまいません…やってください」

    ???「……やれやれ、たった2フレームほどの速度向上に、そこまでやるのかね」

    ???「まあ我々も、モニターを欲していたのは確かだが……」

    ウエハラ「…………」

    ???「だが…脊髄からの神経接続は何度もできる手術じゃない」

    ???「事実上、壊れたらそれで最後だと思ってくれ」

    ???「もちろん、リハビリにも似た指先の訓練や、
     人工皮膚を使った整形手術に大変な手間と費用がかかるぞ……」

    ウエハラ「ええ、かまいません……」

    ???「……君の言葉で何かあったな…。やる気全一は実力全一、だったか、まさに執念だね……」


    42 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:53:43 ID:zSn



    実況「おおっと! ウエハラ選手、突然ガードを解きました。ジャスティ選手の攻撃がヒット」

    ウエハラ(い、いけない、この腕のことが、露見することだけは……)

    ウエハラ(な、なんとか、肩の力で……)

    実況「ウエハラ選手、どうしたのでしょう、まったく精彩を欠く動きです」


    43 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:53:57 ID:zSn

    とちど「おっ! おい! どうしたんだ今の試合は」

    ウエハラ「ううっ……」

    とちど「あと4試合あるんだぞ! 2勝すれば総合優勝なんだ、しっかりして……」

    ウエハラ「だ、だめだ…」

    とちど「え?」

    ウエハラ「も、もう…。引退するしか、ない……」

    とちど「な……!」

    スタッフ「ウエハラ選手、二回戦を始めますよ」

    ウエハラ「うう…」

    とちど「ど、どうして…」

    とちど「あああ……<へたり込む>」

    44 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:54:28 ID:zSn

    実況「どうしたのでしょう、ウエハラ選手、まるで棒立ちです」

    実況「ああっ、ブーイングです、観客からブーイングが上がっています――」

     

    ゼナン「……お、遅かった…」

    ゼナン「おそらく奴は「仕事」を終えたのだ…」

    ゼナン「し、しかし、なぜウエハラは声を上げない…?
     奴に狙撃されたことは確かなのに……」

     


    45 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:55:28 ID:zSn


    ミケーロ「……(カタカタ)」


    PC画面「ウエハラ引退表明、精神的限界と語る」

    ミケーロ「…………」

    ミケーロ(これで…彼らの運営していたブックサイトは大損害、だな…)

    ミケーロ(集客の中心であるウエハラを失った以上……。
     あとは自然に瓦解するだろう……)

    46 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:56:26 ID:zSn

    ミケーロ(……それにしても、ウエハラが引退とは)

    ミケーロ(……つまり、ウエハラには「強さの秘密」のようなものがあり…。
     ゴルゴ13はそれを狙撃した、ということだろうか…)

    ミケーロ(しかし…そんな面倒なことをせずとも……、勝利を阻止する手段はあったはず……)

    ミケーロ(……もしや)

    ミケーロ(ゴルゴ13は……。ウエハラに神がかり的な反応速度を与えていた「何か」…)

    ミケーロ(その「何か」が軍事に応用されることを警戒したのでは…)

    ミケーロ(そして、その「何か」を知り、葬ることが必要なことだと考えた……)

    ミケーロ(……)

    ミケーロ(いや……だとすれば、このことをこれ以上考えるのはやめておこう……)

    ミケーロ(それに気づくこと自体が危険…だと)

    ミケーロ(わしの勘がそう告げているから…な……)

     

    (完)

    47 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)00:58:28 ID:i18

    ウメハラ?

    52 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)01:13:29 ID:zSn

    感想ありがとうございます

    >>47
    そうです、でもこのSSはフィクションです

    48 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)01:01:01 ID:yrH


    乙面白かった

    50 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)01:04:04 ID:i18

    けっこう本格的ね

    51 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)01:09:12 ID:H9Z

    割と硬派だった
    よい

    53 名無しさん@おーぷん 2016/06/01(水)06:37:31 ID:TEx

    ウメハラ、ときど、伊予か


    ムサシ「どうしようどうしよう…ジャリボーイ殺しちゃったよォ!!」コジロウ「ああ、ああああ!!」
    男「助けてあげたらキミになにをしてもいいの?」少女「はい」
    成金「どうだ、明るくなったろう」
    藤原「今日はお前たちにはシュテルンビルトを守るヒーローとして働いてもらうで」【前編】
    勝ち続ける意志力 (小学館101新書)
    梅原 大吾
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    元スレ ゴルゴ13「ウ◯ハラ・・・?」
    http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1464707508/


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      ★コメント
      ※1 2016年06月02日 01:48 ▼このコメントに返信
      長いわ
      ※2 2016年06月02日 05:03 ▼このコメントに返信

      伊都はいづさんじゃねーの??そう思ってたわ。
      ※3 2016年06月02日 07:30 ▼このコメントに返信
      ゴルゴ「……おれに、Match-fixing(八百長)の片棒をかつげ……というのか…?」
      ゴルゴはこんな事言わない
      ※4 2016年06月02日 18:48 ▼このコメントに返信
      ゲーマーとしての誇りとか、己の実力だけで戦う気概とか言って怒ってたくせに
      自分は改造手術受けてるというのが
      なんかウエハラのキャラクターに矛盾を感じる
      ※5 2016年06月02日 22:05 ▼このコメントに返信
      米4
      その意外性が話のキモじゃないのか?
      ※6 2016年06月03日 06:03 ▼このコメントに返信
      ミケーロ「命まで取ってほしい、とは言いません…。
      彼の最終節での勝利と、プレイヤーとしての生命を奪っていただければよいのです……」
      ゴルゴ「・・・・MAD GATZ UNVEILEDでのウエハラのセリフを知っているか?」
      ミケーロ「どういう意味ですかな?」

      その後、ウエハラの手(腕?)を狙撃してミケーロの思惑通りになったと思いきや
      壮絶なリハビリ後にプレイヤーとして不死鳥のようにカムバックしてくるのであった。

      てな感じも好みだし、ゴルゴの依頼受けるときにたまに皮肉というか、そううまくいくかなと警告するような話風。
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      2016/6/1
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